今夜は鶏の唐揚げをメニューに予定していたのに、冷蔵庫を見たら必要な片栗粉が足りないことに気づきました…。
なんて経験ありませんか?
他にも、「少し片栗粉は手元にあります。」と場合もあるでしょう。
この場合にも、もっとおいしい唐揚げを作りたい方に、ぜひお試しいただきたい代替レシピをご紹介します。
自分で作った下味を活かし、市販の味付き唐揚げ粉を使わずに調理することで、他にはない美味しさを楽しめます。
では、片栗粉がまったくない場合でも大丈夫な、小麦粉を使った唐揚げのレシピをご案内いたします。
【片栗粉不使用】小麦粉を使った唐揚げの作り方
もし家に片栗粉がなくてもご心配なく、小麦粉だけで美味しい唐揚げが作れますよ。
小麦粉を使った唐揚げは、片栗粉を使ったものと比べると少しサクサク感は控えめですが、冷めてもしっとりしていて、お弁当にもぴったりです。
材料・調味料
- 鶏もも肉:250g
- 【衣】小麦粉:大さじ6
- ★醤油:大さじ1
- ★酒:大さじ1
- ★おろしにんにく:小さじ1/2
- ★おろし生姜:小さじ1/2
- ★こしょう:少々
卵を加えるかどうか迷われるかもしれませんが、小麦粉だけでも十分に美味しい唐揚げが完成します。
ただし、鶏肉を一晩漬け込むと硬くなることがあるので、漬け込み時間は5〜6時間以内にしましょう。短時間の漬け込みでも大丈夫です。
【片栗粉・小麦粉共に無し】コーンスターチを使った唐揚げの作り方
家に片栗粉や小麦粉がない場合でも、コーンスターチを使えば、カリカリとした美味しい唐揚げが作れます。
材料・調味料
- 鶏肉:250g
- 【衣】コーンスターチ:大さじ3
コーンスターチだけで作る唐揚げは特にカリカリ感が強くなりますが、鶏肉の下味から水分をしっかり拭き取ることが大切です。
水分が多いと、調理中に油がはねやすくなるため、注意してください。
【片栗粉少量有り】小麦粉と片栗粉で唐揚げ粉を作る方法
片栗粉が少ししかない場合でも、小麦粉を混ぜることで補うことができます。
両者を組み合わせることで、理想の食感とジューシーさを出すことができるんです。
材料・調味料
- 鶏肉:250g
- 【衣】片栗粉:大さじ3
- 【衣】小麦粉:大さじ2
片栗粉と小麦粉を3:2の比率で混ぜ合わせると、片栗粉のサクサク感と小麦粉の肉汁閉じ込め効果が一層引き立ちます。
混ぜるときは、小麦粉を先に加え、その後で片栗粉を混ぜると良いでしょう。
これで、家庭でもプロのような唐揚げが楽しめます。
【片栗粉を少し使う】米粉と片栗粉で作る自家製唐揚げ粉
お家に米粉がある場合、片栗粉と米粉を1:1の割合で混ぜ合わせて、オリジナルの唐揚げ粉を作ることができます。
米粉のみで衣を作るのも良いですが、グルテンが含まれていない米粉は、特にサクサクとした食感の唐揚げを作るのに最適です。
おすすめの割合はそれぞれ大さじ3です。
材料・調味料
- 鶏肉:250g
- 【衣】米粉:大さじ3
- 【衣】片栗粉:大さじ3
米粉は油をあまり吸わないため、クリスピーな仕上がりになります。
唐揚げ作りが初めての方にも挑戦しやすいですが、慣れていない方は、片栗粉を混ぜてから試してみると良いでしょう。
【日清から揚げ粉が不足した場合】ちょい足しレシピ
日清の「から揚げ粉」で唐揚げを作る予定が、途中で粉が足りなくなったらどうしましょう。
足りない分に醤油1小さじとにんにくチューブ1小さじを混ぜ合わせ、最後に片栗粉をまぶすことで、意外と美味しい唐揚げが完成します。
材料・調味料
- 鶏肉:250g
- 日清から揚げ粉:使えるだけの残量
- 醤油:小さじ1
- にんにくチューブ:小さじ1
- 片栗粉:最後にまぶす
日清から揚げ粉はチキンパウダーと醤油で既に味付けされていますが、不足した場合の補充方法として、ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は、家にある材料で簡単に唐揚げ粉を手作りする方法や、市販の唐揚げ粉が足りないときの対応策をご紹介しました。
どんな状況でも、手元の材料を上手に使って、美味しい唐揚げを作れるようになりますよ。
片栗粉が少なかったとしても、米粉や小麦粉を活用して、完璧な唐揚げを目指しましょう。