タクシーでちょっとした移動をするとき、「10分乗ったらどのくらいお金がかかるの?」と思ったことはありますか?
タクシーの料金は計算が難しいこともありますね。
市内でタクシーを使うととても便利ですが、乗るときの最初の料金や、途中で加えられる料金、高速道路を使ったときの料金など、いろいろなことが料金に影響します。
だから、お金の計画を立てるのが難しいこともあります。
また、場所によって料金の仕組みが違うため、旅行や出張で使うときに、料金で戸惑うこともあるかもしれません。
この記事では、10分間タクシーに乗るときの一般的な料金や、場所によってどう違うか、特別な条件で料金がどう変わるかについて説明します。
では、タクシーの料金がどのように計算されるのか、詳しく見ていきましょう。
10分間のタクシー乗車でかかる費用はどれくらい?
普通、タクシーで10分間乗ると、だいたい2,000円ぐらいかかると言われています。
ですが、いくつかの要因によって料金が変わることがあります。これはあくまでも一般的な目安です。
- 地域によって異なる料金設定
- どの道を通るか
- 交通が混んでいるかどうか
- いつタクシーを使うか(例えば、深夜料金があるかどうか)
- 有料道路を使うか
- タクシーを呼ぶサービスを使うか
- その他にかかる追加料金
例として、タクシーの料金は地域によって基本の料金や距離に応じた追加料金が違うため、それぞれの地域で料金が異なります。
ここでは、東京23区の料金について詳しく見てみましょう。
東京23区のタクシー料金
東京23区では、タクシーの最初の料金(初乗り料金)は1,052メートルまで410円です。
その後、237メートルごとに80円が加算されます。
この料金システムは、2017年にタクシー業界の要望によって変更されました。
短い距離の利用が多かったため、以前の2キロメートル730円から変更されたのです。
日本の主要都市でのタクシー料金の比較
次に、日本の主要都市のタクシー料金を比較してみます。
各都市でタクシーに乗るときの基本料金と、その後の距離ごとの追加料金は以下のようになっています。
- 札幌市:初乗り1,600メートルで670円、その後302メートルごとに80円追加
- 仙台市:初乗り1,700メートルで680円、その後238メートルごとに80円追加
- 横浜市:初乗り2,000メートルで730円、その後293メートルごとに90円追加
- 新潟市:初乗り1,300メートルで630円、その後256メートルごとに80円追加
- 名古屋市:初乗り1,264メートルで500円、その後246メートルごとに80円追加
- 大阪市:初乗り2,000メートルで680円、その後266メートルごとに80円追加
- 京都市:初乗り1,700メートルで620円、その後276メートルごとに80円追加
- 広島市:初乗り1,500メートルで640円、その後281メートルごとに80円追加
- 福岡市:初乗り1,600メートルで750円、その後180メートルごとに50円追加
- 沖縄県:初乗り1,750メートルで550円、その後372メートルごとに70円追加
これらの情報をもとに、各都市でタクシーを利用する際に予算を計画するのに役立てることができます。
タクシーで10分乗ったらどこまで行ける?
タクシーで10分間乗ると、だいたい5キロメートルくらい進めると言われています。
これは、道が空いていてスムーズに進める場合の話です。
タクシーの運賃は、走った距離と乗っていた時間の両方で計算されます。
たとえば、赤信号で止まっている時間も、運賃に含まれます。
また、渋滞でゆっくりしか進めないときや、お客さんの要望で途中で止めたときも、その時間が料金に加わります。
特に、街中で信号が多かったり渋滞が予想されるところでは、10分間で進める距離が短くなることがあります。
タクシーを使うときは、こんな点も考えておくといいですね。
タクシーの料金の計算方法について
タクシー料金には、いくつかの部分があります。
初乗り料金
これは、タクシーに乗り始めたときに最初にかかる料金です。
一定の距離まではこの料金で乗ることができます。短い距離を乗っても、この料金は必ずかかります。
加算料金
初乗りでカバーできる距離を超えたときにかかる料金です。
この料金には、距離に応じたものと時間に応じたものがあります。
距離が長くなると、それに応じて料金が増え、乗車時間が長くなると時間に応じて料金が増えます。
高速料金
高速道路を使ったときには、普通の料金に加えて高速道路の料金も必要です。
これは普通の車と同じ料金です。
迎車料金
タクシーを特定の場所に呼ぶときにかかる料金です。
この料金は、タクシーがその場所に来るまでの距離に応じて増えることがあります。
タクシー会社によっては、タクシーを呼んだときからメーターをスタートさせることもあります。
深夜・早朝割増
夜22時から翌朝5時までの間にタクシーを使うと、通常の料金に加えて割増料金がかかります。
この時間帯には料金が早く増えるため、必要な距離が短くなりがちです。
タクシーを上手に使うためには、これらの料金のことを理解しておくと便利です。
まとめ
タクシーで10分間乗ると、料金はどの地域で乗るか、何時に乗るか、どれくらい道が混んでいるかによって違いますが、だいたい2,000円くらいが普通です。
たとえば、東京23区では、タクシーに最初に乗ったときの料金が410円で、それで1,052メートルまで行けます。そのあとは、237メートルごとに80円が追加でかかります。これで、大体5キロメートルくらい走れることになります。
でも、夜遅くにタクシーを使ったり、タクシーを呼んで来てもらうときには、普通よりも多くお金がかかることがあります。
日本のいろいろな場所で、タクシーの料金は違います。だから、どのくらいの距離までどれくらいの料金で行けるかも、その場所によって変わります。タクシーを使う前には、その地域の料金を調べておくといいでしょう。
これらを知っておくと、タクシーを使うときに計画的に行動できます。